東洋の神秘 ザ・グレートカブキ自伝 ’14辰巳出版

2018.02.28(17:48)

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これは名著だ。先日のカンさんの本と言い、辰巳出版はイイ仕事するな。
元子がキリキリしながら読んだだろうと想像すると痛快w

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やっぱりねぇ。。。苦労話は面白いんだなぁ。。。
カブキさんは身体が小さいから(周りと比較してというだけだけど)
何の背景もなく弟子入りに東京に出てきて志願した少年時代。

御多分に漏れず日プロの名前くらいしか知らない人たちの話も楽しいが
カブキさんは好き嫌いを正直に書いてあるのにも愉快痛快。

遠藤幸吉さんが金癖が悪いのを棚に上げ、ユセフトルコや九州山の遠藤派が
博打好きな豊登さんが会社の金を着服してるなどと経営責任を押し付けたとか
1966年表向きは尿管結石の悪化だが事実上豊登さんが事実上社長をクビになど
他にも一番慕ってた芳の里や吉村さんの付き人をしていたから知っている話。
兄弟子たちと金に汚い遠藤さんをボコボコにして腕時計踏み潰してやったそうなw

当時マサさんも一緒でカブキさんととても仲良かったとは知らなかったわー。
そんな縁でアメリカ時代も含め、プロレス修業時代からトップヒールとなるまで
二人共いろいろ楽しまれたらしい。

新日でのゴッチ神話は猪木の戦略の産物だと。オレには勉強になることはないとw
北沢さんをスパーで極められず、焦れたゴッチが尻穴に指を突っ込んで呆れたとか
時には北沢さんの腕の関節を極めてから「さあ、動いてみろ」と指示するが
既に極まってるのに動けるわけがないから「こりゃダメだ」と思ったそうなw

SWSではみな危機感がなく実務をやっていたのは俺だけだと。
今ではよく使われている一本道の花道を考案したのは俺だと。
ここで学べたことが飲食業の成功につながったかと。
派閥間の軋轢を緩和するために開催されていた忘年会で酒癖の悪いジョージが
みんなに袋叩きにされw 田中社長の優しい目論見は無になったと。

ただ半身不随になった片山明にも相当な援助をし、アメリカでピストル事故に遭った
娘さんにも大きな心遣いをいただいて、カブキさん自身も大変お世話になった由。

90年にはWWFと提携して日米レスリングサミットを新日全日合同で行った話など。
動員増加のためメガネはWWFとの提携は必須で、1億円出しても高い買い物ではなく
おかげでドーム興行できたのに、1億円の意味が解らない檄やパライストラの選手に
手を焼いた話から、藤原組参戦時に、アポロ菅原が鈴木みのるの指を折りに行って
みのるがパニックになったと、今思えば可愛い話もあったり。
(当時は仕掛けたのがみのるの方と言われていたそうだがそれは逆だったと)

2012年6月15日彰俊の広島格闘の祭典という三沢追悼興行。
組長・館長と組んで長州藤波初代とのなんとも豪勢なタッグマッチ。
ヤツらも酒好きだから飲めばわかり合えると、朝まで藤原組と。
しかしその組長と仲良かったのが荒川さんで、北尾にも吹き込んでたのは荒川だとw
相当北尾にはご立腹らしく、一回も優勝してないのに横綱になった話をされて自慢話
にもならない恥ずべきことだとこきおろし、そんなこんなでSWSを辞めた流れ。

そして日プロ繋がりのせいか藤波は褒めそやし長州をフルボッコw
全日時代は負けるのが嫌で、自分を強く見せる事だけに終始したファイトに辟易と
ヒール職人のカブキさんにはバンプを取らない長州が許せないらしかった。
それでも人間はここまで変われるものかと感心したと、この頃は受けてるとフォローw

そんなこんなでまだまだ楽しい話が満載で書ききれない。
一度は読んでおいた方がいいプロレス本のTOP5に入る。

#ワカマツがメガネの社長に「ごますり」
そういうヤツのことをアメリカでは「ファッキン・ストゥージ」と言う。だそうだ。
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