ボーンコレクター ジェフリーディーヴァ―

2017.03.11(21:27)

直近で「限界点」と「追撃の森」読んでレビューも含め面白くって。
それは翻訳者が悪いとか(私も感じたけれど)シリーズもの方が良いとの絶賛好評を
受けて期待して満を持して映画化にもなったリンカーンシリーズ第一作を読んでみた。



んー。。。進まない。面白かったら脳みそに連携して早く早くとページをめくる手が
一向に進まないんだなこれが。。。あのレビューの高得点は何?なんなの?
いや面白くないと言ってるワケじゃない。発達みたいに一々ケチ付けてるワケじゃないw
そこでその原因を考えた。

これ刊行が2003年 2017年の「いま」読んだから余計に楽しめないのだと。
刊行当時読んでいたのならもう少し楽しめただろうと。
。。。しかしパトリシアコーンウェルの検死官シリーズが1992年なんだな。
それ初刊のとき買ってるから私その年に読んでるわけで。後もあるし。
そのほぼ10年後に本作を喜べったって無理がある。
今更コーンウェルを誉めてるワケじゃない。むしろ中指立ててるくらいなのにね。

この「ボーンコレクター」 まるっきし検視官シリーズの趣がある。起承転結含め。
散々スカペ婆を読んできている身としたら 犯人像も捜査陣もヌルイ。
ヌルイは失礼にしても 翻訳の不評な彼の前2作の面白さから言えば論外な出来。
ジェットコースターはあっちでしょ あれ読んだらこの本なーんもジェットじゃない。

Suicide Solution(リンカーンはアルコホリックでもジャンキーでもないが)な主人公
そして経歴をかさにZ武風味な横柄と 容姿すんばらしー女巡査って設定からして
平成29年now 既に失脚したZ武とリンカーンのかぶりっぷりがw
もう読み進めれば進めるほど破綻しちゃってるワケ。なにかもう痛々しくて。

レビュー系を見ていて 展開が早すぎるというのを見たけど たった二日間の出来事を
描いているので仕方がない部分と むしろお手盛りな展開に批評すべきと思った。
そしてまさにエルキュールポワロのようにソファに座ってw推理する人って設定も
なんだかなぁ。こっちのヘイスティングズはあっちより使えるけどさぁ。。。
そしてなんでもかんでも速攻に想定して決定していく。マンガ並。
なんというかこう行間に奥行きがない。

ほんとにね 貶し、クサす訳じゃないんだ。いま。今日読んだ私が悪いんだ。と思う。
上下巻ダラダラ二日かけてやっと終わった感じ。
あちこちユーモアも散りばめられているがスベリ気味だし なにより本書の中で
一番面白かったのが著者あとがきのラスト5行というのがすべてかな。。。

翻訳はスカペシリーズおなじみの池田真紀子さん。
この翻訳もあまり良いとは思えなかった。私だけなんでしょうよ ええ。

シリーズ進むともっと秀作があると言うので まだ追いかけてはみるつもり。
だけどコレ再読しようとも思えないほどのつまらなさ。ホントあの高評価なんだろう?
「追撃の森」はそれほどでもなかったが「限界点」の方が百万倍面白かったよ私には。


★不評訳だった土屋晃さんで「制式」というのが物凄く違和感があったけど
今回の池田さんも使用されていた。ふぅむ。もっと日本的に即した言い方ないのかね。
私が悪いのだろうけど この言葉は幼少から乱読の私でも今更めぐりあった言葉でした。
私の中では土屋晃さんはクリスティの中村能三さんの翻訳不評に通ずるモノがあった。
(初読作ともお二方にて巡り合い いやいや悪くないよ 悪くはないんだよ。。。という意)



ダメだ 読むなら他の未読新規を読みたいけれどこんなこと書いてしまったものだから
中村能三さんのカーテン読みたくなり。。。またちょっと探したらすぐ見つかるんだな本棚からw
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