パトリシアコーンウェル 標的

2016.04.28(14:54)

毎年年末恒例の検死官シリーズ。図書館予約がやっときた。
今回も薄っぺらな上下巻なのに2冊で2500円とぼったくり価格もいいところで吃驚。

さて今回のスカーペッタファミリーの冒険譚。
直近数冊のジジイとババアの性描写が気持ち悪くて仕方がなかったが今回は手繋ぎ程度で
助かったわありがたい。今回もまた時系列(というか年齢設定)が曖昧だけどもういいや(呆

で、流石にネタ切れかなという展開。死んだ人引っ張り出してきたw
そして無駄なページが非常に多い。これでもかこれでもかとスカぺが心優しい細やかな人と
思わせたい描写が多すぎ。父親の店のレジスターがどうのの下りは一切不要だと思う。
相変わらず料理(パスタにオリーブオイルだバジルだとくだらない押し付けがましい描写)も
上手なスーパーウーマン気取りも飽き飽きだから。

そしていつも必要以上にベントンに愛されていることを表象するにも関わらずP58までというもの
自宅の塀に並べられた1セント銅貨のくだりでは全くベントンが気にしないのが変すぎる。
バカンス前に余計な心労を与えたくないって 今迄の諸々を踏まえてアリエナイ。

P62  マリーノの死んだ息子犯罪者ロッコの件もおかしい。
子育てに毒づくマリーノに対して 私は指摘しないでおいたとかその上から目線は何だろう。
ロッコが死んだときにスカペも含めてみんなが苦しんだ描写があった記憶があるが幻か?
ルーシーを完全にワシガソダテタ扱い。あんた休暇中に一緒にいただけじゃん。
エロ描写がないぶん文章がダラダラして 設定の歪みがどうにも気分が悪いまま上巻を終える。

相変わらずルーシーの性質や技能にツッコミどころ満載で 今度ばかりはいくらか否定的な
見方もあったのは良かったが それでも身内の悪口を言われると無条件にかばうスカペの
社会性と希薄な責任感にはイヤーな気持ちになる。
まぁ下巻はスピーディに読めたので いずれにせよいつも通りの完成度ではある。

しかしもう完全に新規読者を置いてきぼりにするつもりなのだろうなぁ。
このファミリーの関係性や各自のスキルなど頭にあって初めて協調できるわけだから。
それだけ既存読者を大事にしてると言いたいのかもしれないけど きっと今迄の読者たちは
渋々付き合ってる人が今や大半なのではないかなと(笑

まあ私もまた来年も付き合うけど。でもそろそろ定年でも辞めない人々粛清して欲しいと願うw
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