モンキー・シャイン '88

2015.07.18(00:56)

モンキー・シャイン MONKEY SHINES: AN EXPERIMENT IN FEAR 1988製

ロメロの映画なので満を持して録画して見たが 30分くらいで眠ってしまいw
やっと最後まで見る。昔見たかもだけどやはり途中で脱落したんじゃないかな。
ムービープラスで今月28日18:45が最後の再放送。機会あればオススメ。



あらすじは彼女ともラブラブな司法学生アランが交通事故に遭い脊椎損傷にて
首から上以外は麻痺。彼女には逃げられるは自分をオペした医者に取られるは
過保護な母親や看護師の女&飼鳥にイラつくは。富豪で生活は何不自由ないが
何よりも自分の置かれた状態に徐々に絶望していき自殺を図る。
(レントゲンの損傷部は頸椎みたいだったけど首から上は動く。そもそももアレだw)

そこで心配した猿で実験をしている友人が介護猿の訓練をするところに研究室の
賢い猿を提供してアランにプレゼント。これが前半の長い部分で何のホラー要素も
なく正直眠くなる。ふつーのヒューマンドラマじゃん興味ないよみたいな。
ところが後半スゴイっす。この引き込まれぶりってなんなのっ!?と。

そもそも知能の高い猿を作る実験をしていた友人。そしてジャンキー。
眠らないというから覚せい剤なのだろうけど注射液は赤い(笑)
人間の脳をフリーズして削って投与に効能があるのか非科学的なんだけどw
介護訓練と共に更にパワーアップしておりこうさんになった猿エラ。
これが可愛いのなんのって。ラブソングを掛けると首に抱き付いてくるほど。
人間の看護師より使い勝手も良くて暫くはアランと猿の蜜月時代が続く。が。

医師の医療過誤で不随が続いている可能性を他医師に指摘されたことから
医師と元カノの関係を知り二重の怒りに燃えるアラン。
その気持ちが同期したのか この猿エラがケージと家を飛び出して医師彼と過ごす
彼女の家に(そもそも何故場所がわかるのか?住所だけじゃ行けないだろ猿)
そしてHの最中に放火して二人を殺してしまうのです。火を使う猿。
これぞ猿の惑星ジェネシスちゃうんかーい!ルネッサーンス!(違

そこからエラを邪魔する人々というか アランの心に怒りが生ずると対象者を
エラが次々とやっつけていく。これが内容書かないけど賢くて凄い。
どうしてそんなこと知っているの?という行動を取る。小学生以上の知能。
大学にも一緒に行って本を読みながら教授に手を挙げたくらいだから言葉や
識字認識ももしかしたらあったのかもしれない。言葉が喋れないというだけで。

で。私はある意味で感動したわけです。今の年齢で見て良かったと。
子供な頃ならエラの行為に喝采を叫び アランにも同意を求めたんじゃないかな。
映画は娯楽だし 悪いヤツをやっつけるカタルシスがあるはずだし。
元カノが死んだ時点でエラの仕業ということを理解しエラを排除に掛かるのです。

アランが司法学生だという描写があるのも伏線なのだろう。
Crime and Punishmentなんですな。私的にはsaints and sinnersなんだけどw
デビッドジャンセン「逃亡者のオープニングの天秤像」が頭に浮かぶわけです。
アランには正義とモラルがしっかりと根付いている。素晴らしいことだと。

自分の不遇を支えてくれた可愛い可愛い猿。ペットの役割も担った猿。
これを正義のために何の躊躇いもなく「処分」しようと即座に決断するアラン。
友人の研究者ならわかるが アランがそう考えるに至るのは困難だろうに。
私なら可哀想でとてもそんなこと出来ないわー。一生エラと仲良く暮らすw
それでも彼の生きてきたたかだか20数年でその結論に至る人格。
まぁそういう面でもその他もろもろも突っ込みどころはたくさんあるのだがw

特撮らしい特撮もちろんSFXなどない。交通事故の描写も演出のみとか
登場人物も舞台装置もお金は掛かってない。それがいい。たまらん。
OPクレジットにトムザビーニの名前もあって嬉しくて仕方がない。
ラストまでワクワクしたわー。前半さえ我慢できたら面白かったマジで。
今カノ注射事件はすごい怖いー。他にもやっぱり怖い映画ー。

欲を言えばラスト。
介護猿の調教師とハッピーエンドになるのだが 釣りに行った先の渓谷で
エラ以外にも投薬された複数頭の実験猿に取り囲まれてエンクレだったら
生涯ベスト5に入れても良かった。いずれにせよ保全物件。
これ書いてたらロメロのゾンビもやっていたので敬意を表して見る。
このゾンビは渋谷の東急で見たんだっけかなぁ。。。
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