ベンジャミンバトン

2015.05.17(15:30)

映画の話は少しあと。そして少し。たぶん。

今年に入った頃からか 異常に寝つきの悪い自分が割と早く眠れるようになった。
ところがガツンと眠り小一時間ほどで目を覚ます。毎日。毎日。毎日。毎日。
暫くの我慢でまた眠るのだがこれが辛くて仕方がない。

死ぬのが怖くてたまらない。この夜の目覚めのときだけ怖くてたまらない。
次に目覚めない日が遠くないいつの日かやってくる。日に日にやってくる。

頭では身辺整理をしなくてはとか しておかなくてはいけないこと山積なのに
何かをやる気力がなくて気持ちが疲弊していて なんとか押しのけて遊びに行き
大事なことはすべて追いやっている。それで自己嫌悪がまた募る繰り返し。
しなくちゃしなくちゃと思いながら呑まねばいられぬ日常に逃げている。

ベンジャミンバトン。機会がなくやっと初見。
OPのパラマウントのロゴの時点でなんだか涙腺が緩む。こりゃ危ないなぁと開始。
これも伏線だったかと判った時点でまた涙。。。

ファンタジーとは言え 死への恐怖よりも時間の遡及の恐ろしさのほうが勝る。
現実のいまの自分。生きてきた上で勝ち取ってきた自由が、老成した意識のままに
規制が掛けられる恐怖。肉体が未成年となり自由に生きられない恐怖。
それならこのまま順当に経年して死んで行くほうが当たり前に幸せなのだなと。

老成していくデイジーたちに感情移入する人の方が多いようだけどそれはなかった。
若返ることに対する恐怖が私の中では凄まじく 寿命に対する意識がいくらか緩和。
愛猫が死んだときにしみじみ思ったことだが 不自由な自由を噛みしめるの重要かと。

いろんな感情が刺激されてこの長時間見るのは辛いものがあった。
映画やドラマ 物語なのはわかるが 一般的な人なら当たり前にあるであろう親の愛情を
本当に私は受けてきていないのだなと思い知らされる辛さ。
本当に腹にこたえる。愛情に飢えているなぁと恥ずかしいみじめな現実にこたえる。

何も答えが出ないまま毎日酒呑んで死んで行くんだろうなぁなんて。
身体に悪いなんとかしなくちゃと思っても それ以上に現状を打開する術がない。
せめて怠惰な状況を少しづつ改善に向けて頑張らなくちゃいろいろと。

ベンジャミンバトンの中でも笑えるところがある。雷に7回打たれた人の描写。
これは文句なく笑える。同じく私の日常でもたまには楽しいことはあるのだから。
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