阿修羅のごとく

2012.01.10(00:00)

印象に残るテーマ音楽トルコの軍楽も含め 当時から何度か見ては和田勉の
演出やっぱりいいなぁなどと思いつつ 何年ぶりかの再見。


阿修羅。インド民間信仰上の魔族。諸天はつねに善をもって戯楽とするが
阿修羅はつねに悪をもって戯楽とする。天に似て天に非ざるゆえに非天の
名がある。
外には仁義礼智信を掲げるかに見えるが、内には猜疑心強く、日常争いを
好み。たがいに事実を曲げまたいつわって他人の悪口を言いあう。
怒りの生命の象徴。争いの絶えない世界とされる。
彫刻では、三面六臂を有し,三対の手のうち一対は合掌他の二対は,それぞれ
水晶、刀枝を持った姿であらわされる。興福寺所蔵の乾漆像は天平時代の傑作のひとつ。


と まぁ当たり前の俗世間と変わりないと思ってきたが、現代とは違和感が。
そう思ったのも一重に田舎育ちだからだと今にして感じる。
ワリカシここ数年は特に人の悪口を言う人はあまりいないなーと。
つまりそれだけ付き合いが希薄だと言う側面もあるけれど 都会じゃそんな話
されたどころで「誰それ?それが何か?」で終わってしまう。
「阿修羅」が発揮されるシーンというのは 身内や狭い濃い付き合いの中だと
思い当たると一層理解に近いかな。この話も家族の話だしドラマだしw


お話そのものはググれば済むんで割愛。保存物件にするか悩みちう。
何故なら嫌いな人ばかり出てるから(苦笑
三人寄れば姦しいってのに これは4人も出てるんだものたまらん。
元々嫌いな八千草薫。そして今は嫌いじゃないけど一時いしだあゆみを
嫌いだった理由が判った。このドラマ見たからだと。。。
三女役のいしだはゆとりのない堅物でプライド高くてキンキン喚いてばかり。
うるさいことこの上ない。これじゃ好きになりようがない。
んでこういうタイプの女はいざ男が出来ると気持ち悪くなるの知ってるし。


そこから次女が「三女はいつもNOばかり言うからモテない。長女はいつも
YESYESだからラブレターいっぱい貰った」なんてセリフが可笑しい。
向田邦子ってこういう物言いは上手いよね。
これに限らずちょっとわき腹をくすぐられる小憎いセリフがいい感じ。


そして問題は長女の加藤治子なのである。
私的に寺内貫太郎一家を含め 彼女に対するイメージは良妻賢母なワケ。
それが今作では 後家さんでお花の先生しながら勤め先の料亭のダンナを
くわえ込んでる役で これまたキンキン声で閉口。寺貫のときもキンキン声を希林に
窘められてはいたけどねw そして役の割に色気が足りないの。
それも今だから言えることで 当時加藤治子の生々しい色は嫌だったのね。


今は好きだけど当時は風吹ジュンも嫌いだったから 主要登場人物の全員
嫌いなドラマとして敬遠するのも致し方なく。。。
それを踏まえても最後まで見させる力を持ってるドラマだなぁと思う。
久し振りに明方まで続けてガツガツ見ちゃったし。面白いことは面白い。
以前は佐分利信と宇崎と緒形拳効果で見ていたと思われる。
二部だと露口ヤマサン茂に旦那さん役は代ってるけど 長谷川諭が出ていたり
二部の娘は荻野目慶子だったり(やはり登場人物の女は嫌いなのばかりw
唯一萩尾みどりが出てたのが一抹の清涼感かしらねぇ。
DTBWB宇崎竜童の効果か喫茶店のマスター役で新井武士もチョイセリフで出てた。


父親の浮気から次女のダンナの不倫疑惑から姉妹間のビミョーな格差。
家族だ肉親だと言っても濃い他人。他人が悪けりゃ別人格ということだ。
阿修羅を育まないためには孤独に孤高を生きなければいけないよと。

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